2008年5月10日(土)13:34時点
![]() 藤原実方朝臣 かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひは | ![]() 安倍仲麿 天の原ふりさけみれば春日なる 三笠の山に出でし月かも | ![]() 権中納言敦忠 逢ひみてののちの心にくらぶれば 昔は物を思はざりけり | ![]() 後京極摂政前太政大臣 きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣片敷きひとりかも寝む |
![]() 曾禰好忠 由良のとをわたる舟人かぢをたえ 行方もしらぬ恋の道かな | ![]() 中納言兼輔 みかの原わきてながるる泉川 いつ見きとてか恋しかるらむ | ![]() 藤原義孝 君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひぬるかな | ![]() 皇太后宮大夫俊成 世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奧にも鹿ぞ鳴くなる |
![]() 右大将道綱母(女流歌人) 嘆きつつ独りぬる夜の明くるまは いかに久しきものとかはしる | ![]() 大僧正行尊(僧侶) もろともにあはれと思へ山ざくら 花よりほかに知る人もなし | ![]() 周防内侍(女流歌人) 春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそ惜しけれ | ![]() 従二位家隆 風そよぐならの小川のゆふぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける |
![]() 藤原定家 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ | ![]() 伊勢大輔(女流歌人) いにしへの奈良の都の八重桜 けふここのへににほひぬるかな | ![]() 祐子内親王家紀伊(女流歌人) 音にきく高師の浜のあだ波は かけじや袖の濡れもこそすれ | ![]() 藤原道信朝臣 明けぬれば暮るるものとはしりながら なほ恨めしき朝ぼらけかな |
| 計16枚。 | |||
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