2008年7月7日(月)22:02時点
![]() 祐子内親王家紀伊(女流歌人) 音にきく高師の浜のあだ波は かけじや袖の濡れもこそすれ | ![]() 紀貫之 人はいさ心もしらずふるさとは 花ぞむかしの香ににほひける | ![]() 伊勢(女流歌人) 難波潟みじかき葦のふしのまも 逢はでこの世をすぐしてよとや | ![]() 小式部内侍(女流歌人) 大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立 |
![]() 貞信公 小倉山みねのもみぢ葉心あらば 今ひとたびのみゆきまたなむ | ![]() 藤原実方朝臣 かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひは | ![]() 藤原清輔朝臣 ながらへばまたこのごろやしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき | ![]() 権中納言敦忠 逢ひみてののちの心にくらぶれば 昔は物を思はざりけり |
![]() 権中納言匡房 高砂の尾上の桜さきにけり 外山の霞たたずもあらなむ | ![]() 壬生忠岑 有明のつれなく見えし別れより 暁ばかり憂きものはなし | ![]() 素性法師(僧侶) 今こむといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな | ![]() 曾禰好忠 由良のとをわたる舟人かぢをたえ 行方もしらぬ恋の道かな |
![]() 順徳院(天皇) ももしきや古き軒端のしのぶにも なほあまりある昔なりけり | ![]() 前大僧正慈円(僧侶) おほけなくうき世の民におほふかな 我が立つ杣に墨染の袖 | ![]() 右大将道綱母(女流歌人) 嘆きつつ独りぬる夜の明くるまは いかに久しきものとかはしる | ![]() 参議篁 わたの原八十島かけてこぎいでぬと 人にはつげよあまのつり舟 |
![]() 凡河内躬恒 心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花 | ![]() 藤原定家 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ | ![]() 藤原義孝 君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひぬるかな | ![]() 元良親王(親王) わびぬれば今はたおなじ難波なる みをつくしてもあはんとぞ思ふ |
![]() 能因法師(僧侶) 嵐ふく三室の山のもみぢ葉は 竜田の川の錦なりけり | ![]() 式子内親王(女流歌人) 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば 忍ぶることの弱りもぞする | ![]() 光孝天皇(天皇) 君がため春の野にいでて若菜つむ わが衣手に雪はふりつつ | ![]() 大納言経信 夕されば門田の稲葉おとづれて 葦のまろ屋に秋風ぞ吹く |
![]() 文屋康秀 吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ | ![]() 赤染衛門(女流歌人) やすらはで寝なましものをさ夜ふけて かたぶくまでの月を見しかな | ![]() 恵慶法師(僧侶) やへむぐらしげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋はきにけり | ![]() 三条右大臣 名にしおはばあふさか山のさねかづら 人にしられでくるよしもがな |
![]() 謙徳公 あはれともいふべき人はおもほえで 身のいたづらに成りぬべきかな | ![]() 道因法師(僧侶) 思ひわびさても命はあるものを 憂きにたへぬは涙なりけり | ![]() 皇嘉門院別当(女流歌人) 難波江の葦のかりねの一よゆゑ 身をつくしてや恋ひわたるべき | ![]() 後鳥羽院(天皇) 人もをし人も恨めしあぢきなく 世を思ふゆゑに物思ふ身は |
![]() 小野小町(女流歌人) 花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに | ![]() 中納言行平 立ちわかれいなばの山の峰におふる まつとしきかば今かへりこむ | ![]() 清原元輔 ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山浪こさじとは | ![]() 大納言公任 滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ |
![]() 大僧正行尊(僧侶) もろともにあはれと思へ山ざくら 花よりほかに知る人もなし | ![]() 河原左大臣 みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし我ならなくに | ![]() 源宗于朝臣 山里は冬ぞさびしさまさりける 人めも草もかれぬと思へば | ![]() 西行法師(僧侶) 歎けとて月やは物を思はする かこち顔なるわが涙かな |
![]() 清少納言(女流歌人) 夜をこめて鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ | ![]() 入道前太政大臣 花さそふあらしの庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり | ![]() 源兼昌 淡路島かよふ千鳥の鳴く声に 幾夜ねざめぬ須磨の関守 | |
| 計43枚。 | |||
|---|---|---|---|
○○めくりCGI Ver.0.1