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当院実施の各種検査の意義

血液化学検査

血液生化学検査は、臨床検査の中心をなすもので、肝臓、腎臓、膵臓などの機能;糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、電解質異常などの代謝異常の診断に欠くことが出来ない検査法です。

1.血液生化学検査の正常値

1) 肝機能検査
項目正常値単位
GOT10~35IU/L
GPT5~40IU/L
LDH220~450IU/L
コリンエステラーゼ4,000~7,000IU/L
ALP40~250IU/L
γ-GTP<60IU/L
総ビリルビン0.2~1.2mg/dl
直接ビリルビン0~0.5mg/dl
間接ビリルビン0.2~0.7mg/dl
ZTT2~10単位
TTT0~4単位
総蛋白6l.4~8.5g/dl
アルブミン3.7~5.1g/dl
A/G比1~2-
LAP70~200U
2.膵機能検査
項目正常値単位
尿中アミラーゼ<1,200U/L
血清アミラーゼ40~220IU/L
3.腎機能検査
項目正常値単位
尿素窒素8~20mg/dl
クレアチニン0.4~2.3mg/dl
尿酸2~8mg/dl
4.脂質
項目正常値単位
総コレステロール130~230mg/dl
中性脂肪35~160mg/dl
HDL-コレステロール<39mg/dl
LDL-コレステロール<150mg/dl
β-リポ蛋白200~500mg/dl

LDLコレステロールは下式により算出する。ただし、中性脂肪≧400mg/dlの場合は誤差が大きいので算出しない。

LDLコレステロール = 総コレステロール-HDLコレステロール-1/5中性脂肪

5.血清電解質
項目正常値単位
Na135~145mEq/L
Cl98~108mEq/L
K3.5~4.8mEq/L
Ca4.0~5.3mEq/L
P2.7~4.4mg/dl
6.糖代謝
項目正常値単位
空腹時血糖70~110mg/dl
ヘモグロビンA1c4.3~5.8%
フルクトサミン2.0~2.98mmol/L

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