まず自分の性格を知ること

訓練をつけると いうことは むずかしいようでもあり
かえって やさしい ところの あるもので
犬の好きな方でしたら
案外こんなものかと 思われるほど楽しく
容易なものかも 知れません

しかし確実に訓練をつけるのは やはり 訓練を やる前に
自分の性格を自分で たしかめることです
次に 犬の気質なりを つまびらかに
観察してから訓練することが 
訓練に取り組む第一歩でしょう
第一歩であって基礎でも あります
これを おろそかにして訓練を始めますと
人も犬も困る ことができて 本当の訓練を つけることが むずかしく
途中で中止するような ことに なりがちです

 人の性質は 四つに 分けられてます
胆汁質(たんじゅうしつ) 粘液質(ねんえきしつ) 多血質(たけつしつ) 憂鬱質(ゆううつしつ)  です
気の短い人・気の長い人・おっとりした人・溌剌(はつらつ)として活発な人・おとなしい人
というように 種々雑多ですので
自分は どの性質に入るか どの性質に近いか
または中間的な性質で あるかを考えて みることです

 これは訓練だけでなく
世に処する道としても 必要と 思われます

 

訓練の楽しみと喜び
まず自分の性格を知ること
犬の性格も考慮して
愛情という絆
自分で考えられない犬
人と犬の和の大切さ
しからない訓練を

 

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