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屠蘇受くる弟が居て母の春

都会で働く弟が、故郷で過ごすのは年に数日。
子供の頃弟過ごした時間とこれから先弟と過ごす時間を比べれば、それはわずかな時間でしかない。

豆少し残し重鉢の三ヶ日

正月三が日が終わりおせち料理も、もうほとんど残っていない。
重鉢に残ったわずかな、豆を見ているとなぜか寂しい気持ちになる。

新玉のサイコロに聞く不惑かな

人生不惑の年になっても、やっぱりサイコロに聞くほどの頼りなさ。自嘲自嘲。

咳ひとつ下手の妙手に困りけり

やや、そんな手があったの?
そんな手思いつくなんて熱でもあるんじゃ無いの?

紫に日を戴けり寒菫

暖かい日はいいですねスミレさん。
僕も隣で日向ぼっこしてもいいですか?

ほつこりが空中にある夕餉時

学生時代、焼き芋が夕ご飯ということも良くあった。
「あっちっちっち」

はうぼうのグツグツ愚痴をこぼしける

ホウボウという魚は、姿の滑稽な魚だ。
煮る姿を見ていると口をとがらせて愚痴を言っているようにみえた。

小春日や鮒釣る浮きの揺れもせず

小春日の釣りは好い。
「釣れても釣れなくても」という気持ちになるのは私だけだろうか。

韓信の生まれ変はりてすきま風

いやなことが有った。ならぬ堪忍するが堪忍。
生まれ変わった韓信が何処かをくぐり抜ける音がする。

時果つることもあるらむ寒月夜

寒い寒い満月の夜、月の明かりは何故か透き通っている。
そんな時、一切の物が動いていないような錯覚に襲われるときがある。