2002.4.19(金)
レストラン「サヴォイ」にて夕食(アールト) 1937
天井は突き板合板でレストラン内部はいたってシンプル。
このさりげなさが、いままでの他の有名建築家とちがいところのように思った。
内部の照明器具や家具が美しい。
ベランダ側にフレームがスチールで屋根と壁が透明ガラスで温室のようなコーナーがあった。
大きな通りに面しているので、道路を挟んだ向かえの建物の夜景が見えた。
2002.4.20(土)
ヤルヴェンパーのコッコネン邸外観見学(アールト)1967−1969
パイミオのサナトリウム(アールト)1929−1933
コッコネン邸は外観のみの見学で、サナトリウムは内部をガイド付きで見せてもらった。
サナトリウムでは、日本に交換留学生として来た経験のある女子高校生のボランティアガイドが説明してくれた。
建物は大変よかった。完成してから70年経つ建物なのに、ほんの最近できたような新鮮さすら感じさせる
すがすがしい建物だった。
設計コンペで選ばれて、アールトが世に出るきっかけとなった初期の建物で、
いろいろと失敗も多く、人間アールトを垣間見ることもできた。
掲載写真の無断転載を禁ず 写真:中野真弘 |