架空戦記<ドイツゼロ戦中隊>

 トワイライトエクスプレスのアドオンシリーズの<ドイツ第3帝国空軍>の機体を使用してミッションを作成しました。このソフトには、MSCFSでは、飛行不可能なMe163<コメート>やMe262<シュツルムフォーゲル>が入っています。ほかに、ゼロ戦や震電をドイツ化したもの、日本では計画のみであった、ジェット震電、Mig15のモデルになったTa183、フォルクスイェーガー(国民戦闘機)He162<サラマンダー>などが含まれています。
 ドイツゼロは、取設には零戦21型と同じデータが記載されていましたが、実際に空戦してみると、もっとパワーアップしているように思います。弾薬の搭載量が多いから、20mm機関砲は4門ではなかろうか?加速性能や最高速度も高いし、ドイツ人だったら防弾装備無しと言うわけは無いはずだから、エンジンも栄12型ではなくて、もしかしたら、フォッケウルフFw190aと同じ1700馬力を載せているのはないか、などと想像をかき立てられますね。

          

 ミッションの作成順になっていて、作戦実日順にはなりません。もともと架空戦記ですし。
 機種の入手状況によりシリーズを決めて、ダウンロードしてください。

 baシリーズダウンロード;<ドイツ第3帝国空軍>をお持ちの方。こちらがオリジナル版なので、私のPCに入っている機体を総動員しています。したがって、不足する機体もあろうかと思います。

 bacシリーズダウンロード;<ドイツ第3帝国空軍>のみで、MSCFSオリジナルの機体のみに交換しています。第2、3、4話のみ。

 bbcシリーズダウンロードflymanのおもちゃ箱(湘南工廠)のハンガーにある帝国海軍零式艦上戦闘機52型を用意してください。

 bcシリーズダウンロード;すべてMSCFSオリジナルの機体のみに交換しています。ドイツゼロ戦はフォッケウルフFw109aにしています。

 使用する機体を交換しただけで、全く違ったミッションができあがりました。不思議なものですね。我がミッションホルダーの中は、一気に200ほどに膨れ上がってしまいました。flymanさんはHPのなかで、SFビンボーなんて表現を使っていましたが、私などは、CFS長者になった気分です。なお、オリジナルに使っている機体は、Welcome To FlightSim.Comのmissionsからダウンロードしたものが多いです。ミッション(キャンペーン)のなかに、機体aircraftが同梱されています。
 なお、文中の<赤字>は機体のホルダー名です。例えば、ドイツゼロは<Stzerode>です。



第1話 Uボート上空護衛:ドイツのUボートはフランス西端ビスケー湾に面したブレストやサンゼナールなどを基地として、大西洋に出撃していたが、英国側は、護衛艦以外にも、リベレーターやサンダーランドなどの長距離哨戒機によってもUボートを攻撃した。43年4,5月あたりから、撃破されるUボートが激増し、Uボートの船舶攻撃によるイギリスの締め付けは、絶望的なものになってきた。U333はクレーマーの指揮する艦であるが、11月16日の船団攻撃時にフリゲートと接触し、損傷を被りラ・パリスにやっとの思いで帰投した。航空機との交戦は、今回は無く、前回の出撃時に、ウェリントンを1機撃破している。


第2話 ブレストには、大西洋の通商破壊戦の戦果を挙げ帰投した戦艦シャルンホルストとグナイゼナウ、ビスマルクとともに出撃し英戦艦フッドを轟沈しプリンスオブウェールズを大破させながら、ビスマルクが撃沈されたために孤艦になった重巡プリンツオイゲンの3隻のドイツ主力艦が停泊していた。これらに対して、英空軍は執拗な攻撃をかけて、破壊しようとした。危惧を感じたドイツ軍は、この3隻を本国に帰還させるべく、最短コースであるドーバー海峡突破を企画した。その護衛のために、ガランドの空軍が配置されたのである。常時ドイツ戦闘機が交代で上空に滞空しているのである。不意をつかれたイギリス軍は、出撃可能な航空兵力と駆逐艦隊を出動させたが、それらの部隊はなんの連携もなく三々五々出撃したので、なんらダメージを与えることなく、ヴィルムスハーフェンへの帰投を許してしまったのである。
※オリジナルにはブレニム1型<BlenheimT>とソードフィシュ<Swordfsh>を使用しましたが、それぞれP38とハリケーンに交換しました。
参考資料;「高速戦艦脱出せよ」ジョン・ディーン・ポター著(早川文庫)


第3話 バトルオブブリテン終結後は、ドイツ空軍はバルバロッサのソビエト戦線とバルカン作戦のために、海峡周辺に配属していた航空部隊をほとんど抽出していった。残ったのはJG26などのわずかな戦闘機部隊だけである。これに対して、英空軍が逆に航空攻勢をかけてきた。
海峡付近の陸上施設を狙ってである。対するドイツ戦闘機隊は、自分たちに有利なときのみ出撃し、不利なときは敬遠する戦術をとった。バトルオブブリテンの逆である。英軍はこの一連の作戦をサーカスとよび、戦術によってさまざまなコード名があった。
※オリジナルにはボーファイター<Beaufort>を使用しましたが、B25に交換しました。


第4話 第2話で取り逃がした戦艦を是が非でも破壊しようとした英空軍はこちらへも爆撃隊を繰り出した。実際には、英空軍の爆撃隊は夜間のみに限定されており、アメリカ空軍は準備ができていなかったので、これは全くの空想です。ただ、アブヴィルキッズのページにであるよう39年12月に、英空軍がヴィルムスハーフェンを攻撃してきており、その状況も参考にしました。
※オリジナルにはランカスター<Lancasを使用しましたが、B24に交換しています。


第5話 昔、史上最大の作戦というジョンウェイン主役の映画がありました。ノルマンディ上陸作戦です。ザロンゲストディとかDディとかいろいろに呼ばれています。その映画の中に、ドイツ空軍のパイロットが、「こちらにはたった2機しかないんだ」などと言って出撃し、波打つ際の上陸部隊を機銃掃射してゆく場面がありました。あれはMe109ではなかったかと思います。古い話だからよくは覚えていないが。ドイツ軍は、上陸は手近なカレーと思いこんでいたので、ノルマンディーにはわずかな部隊しか配置してなく、すぐには間に合わなかった。そこで、ラバウルからガタルカナルまで空戦に飛んだ、足の長いゼロ戦の登場が必要とされるのです。
 再確認のために、コーネリアス・ライアン著「史上最大の作戦」(早川文庫)を読み返しました。出撃したのは、JG26の指令であるプリラー中佐と、列機のヴォダルチック軍曹で、リール付近の飛行場からフォッケウルフFw190Aで飛び立ち、アブヴィル上空で敵の戦闘機を見かけたので回避、さらにルアーヴルに接近し雲間から出たとたんに、何千隻もの艦艇が目に入って来た。時速400マイル、高度150フィート以下で、上陸部隊のいる海岸線をねらいも付けずに、機銃を打ちっ放しで航過し、そのまま待避した。JG26はちょうど移動中で、彼の部隊はあちこちバラバラに分散しており、作戦には全く間に合わなかった。ライアンの書によれば、この日のドイツ空軍の行動は、この2機のみだったようである。


第6話 B17がはじめて戦線に姿を現した日です。7000mの高度で飛来した12機がルーアンの工場を爆撃し、護衛のスピットを引き連れていたが、空戦にならず、被害もなかった。これ以後、ドイツ占領地と本国の昼間爆撃が続き、ドイツ戦闘機隊は防戦に追われます。


第7話 これは全くの空想で、ドイツ空軍に追撃するような余力は無かったはずです。ただ、夜間戦闘機は、英国の飛行場まで追撃して、撃墜したり、同じく上空で待ち伏せしていて、あがってきたところ撃破したりもしているようです。


第8話 ロケット戦闘機Me163コメートが登場しますが、MSCFSの機体では飛行不可能です。<ドイツ第3帝国空軍>の機体でなければいけません。代替えも不可能なので、baシリーズ以外には含まれていません。Welcome To FlightSim.Comで検索したのですが、オレンジ色の機体しかありませんでした。この日、4機のコメートが出撃しましたが、1機は離陸に失敗。残った3機が接敵できたのですが、護衛のムスタング阻まれて、返り討ち似合い、戦果はなしでした。実機は、ロケットモーターの作動時間が1分くらいしか無く、あとはグライダーのように惰性で飛ぶだけで、戦闘も一航過しかできなかったと思われるのですが、このミッションに機体は、果敢に攻撃を繰り返しています。戦術としては、高射砲のように、ねらいを付けて発進するのが効果的なのですが、我がミッションでは、少し距離があるのですが、うまく接敵します。
 FlightSim.Comで、<me163-b1>が収得可能な方は、bbb08.LZHダウンロードが利用できます。Zeroはflymanさんの52型です。


第9話 第8話で、Me163に乗り換えた版です。ただ、制作過程で、航続距離などの問題が出てきたので、飛行場などは変更しました。リアリティ度を上げて、燃料を有限にすると、基地に帰投することさえ困難になるのがわかります。
        ba09.LZHダウンロード
ドイツゼロ戦はflymanさんの52型に、Me163は、FlightSim.Comでみつけたme163-b1に変更しました。オレンジ色はいやだなと思っていたのですが、友軍機の確認がし易いし、性能もこちらの方がいいみたい。30mm機関砲の破壊力に迫力あります。
        bbb09.LZHダウンロード


第10話 対重爆用の新型戦闘機が我がJG69の第2中隊に試験配備された。開発途中の増加試作機であるために、わずか4機ではあるが。我がドイツの置かれた状況からして、対重爆用の戦闘機は今すぐにでも欲しい。そして、すぐにでも実戦に投入して、その性能の確認を行うのだ。100機の増加試作機を製造し、現場で改修を行いながら、育成してゆく方針が決定されている。この機体は、日本の九州飛行機で開発中の先尾翼式の戦闘機のプランを、秘密兵器交換でドイツ側が入手。折からドルニエ社で開発中のDo335を再設計させたもので、日本での初飛行よりも半年ほど早く進空する事ができた。制式名はDo335改 、愛称は[Donner-Schlag]である。
        ba10.LZHダウンロード

           



第11話 我が第1中隊にもDo335改「ドンナーシュラーク」が配備されることになった。増加試作機なので、稼働率が良くないが、ある程度はまとまって戦闘に参加できよう。我が航空機工場を狙ったB17の1000機にあまる大編隊が、来襲している。ドイツ空軍の底力を見せつけるときだ。
        ba11.LZHダウンロード


第12話 我が部隊の活躍は、敵重爆隊に大きな出血を与えた。敵軍は強力な護衛戦闘機隊を付けてくると思われる。本日の出撃には、ガランド将軍のMe262の部隊が出て、重爆を狙う。我々の部隊は、敵戦闘機にあたる。航空撃滅戦の開始だ。しかしながら、「ドンナーシュラーク」の稼働率が低いので、一部の隊員はZeroに乗ってもらうことになるだろう。
        ba12.LZHダウンロード
 このミッションは、少しだけ工夫を凝らしています。ルーキーレベルとベテランレベルでは戦闘開始状況から異なっています。第10話あたりから、「ラバ空」(ラバウル烈風空戦録−川又千秋著)をはじめとする、いわゆる艦隊シリーズの影響が出てきました。架空度がどんどん大きくなっていきます。機体についても、ネット上採取を、手抜きしているので、乗り換え版が出来ていません。良い機体があれば、ご教示下さい。


第13話 ババリアの地下工場で大量生産しているHe162「サラマンダー」−国民戦闘機、ヒトラーユーゲントが搭乗する−の部隊の訓練が終了し、実戦配備出来るようになった。本日が彼等の初陣である。B17に対する効果のほどを試す日だ。今回も、護衛戦闘機相手に空戦してもらう。
 終戦間際のドイツでは、He162の部隊の訓練は出来ていたようだが、ついに出撃命令は出されなかった。地下工場では約1000機が完成していたらしい。だが、このゼロ戦中隊では、新鋭機がどんどん活躍します。
        ba13LZHダウンロード


第14話 He162「サラマンダー」が大量に配備され、パイロットの練度も向上してきた。爆撃隊には有効だが、P51に対しては不利を免れない。対爆撃用の「ドンナーシュラーク」だが、敵戦闘機にあたって欲しい。30mm機関砲は、1発の命中弾で戦闘機を撃墜できる。
        ba14.LZHダウンロード


第15話 日本よりもたらされた「震電」の資料には、エンジンをジェットに乗せ変えたものも含まれていた。ドルニエ社で、こちらの方も完成し、量産に入った。やがて配備されるはずだ。我々の部隊が最初に受領する予定だ。転換訓練の必要があるが、さしあたり、Me262で訓練を行う。最近は、ジェット戦闘機の部隊が、敵にかなりな出血を与えたので、爆撃機の来襲が緩慢になってきている。敵も、新型機を配備転換しているものと思われる。やがて敵のジェット戦闘機が出現するだろう。
        ba15.LZHダウンロード
 P80「シューティングスター」が登場する。こちらは、トワイライトエクスプレスの<38度線攻防−朝鮮戦争>に入っている機体を使用しています。<ドイツ第3帝国空軍>も<38度線>も、機体はたくさん入っているのだが、ミッションにはすべの機体が使用されているわけではない。
 ブライアン・ケラハー著「メッサーシュミットを撃て」(新潮文庫)という小説が出版されているが、これには、終戦後に戦利品としてアメリカは、持ち帰ったMe262などをテストするために、ドイツ人パイロットもいっしょに連れていった。しかし、ドイツ人パイロットは、報復のために、Me262で逃亡を企てるが、それを追撃するP80と空中戦を演じることになる。P80がどこまで完成していたか、良く知らないので、そう言う場面の設定が正しいかどうか私にはわからない。結局は、Me262は撃墜されてしまう。P80に対して、Me262でどの程度戦えるか、苦戦するとは思う。腕でカバーして下さい。余談であるが、続編は「ツインムスタング出撃せよ」。
 もう一つ、このミッションの、この日の設定は、ドイツが無条件降伏した日付にした。先出の「ラバ空」も、終戦が2年ほどずれ込んでいるので、こちらも合わせていかなければ。
 <38度線攻防>をお持ちで無い方のために、FlightSimからダウンロードしたMe262<peg262cf>、P80<p-80mp>、B29<b-29>を使えるようにしました。
        bab15.LZHダウンロード


第16話 第15話の続編になる。極東のみに配備されていたB29が、ヨーロッパ戦線にも登場することのなった。「ラバ空」でも、マリアナは陥落していないはずだ。旧日本軍は、B29の強力な防御力と高々度性能に悩まされて、なかなか撃墜できなかったが、朝鮮戦争の時には、Mig15の餌食になり、途中からは使用を控えたようだ。第3帝国空軍もジェット戦闘機を繰り出して、迎撃に向かう。
        ba16.LZHダウンロード
        bab16.LZHダウンロード


第17話 故坂井三郎氏の著作「大空のサムライ」を思い出した。ガタルカナルで受けた傷が癒えた、太平洋戦争も末期に、使い古しのゼロ戦で迎撃に飛び立ったのはいいのだが、多数のグラマンに追いかけられて、命からがら逃げ帰った話を。高度を海面すれすれまで下げ、撃たれると思った瞬間に、右側へ(左だったかな?)横滑りさせてかわす。次の攻撃に対しても、同じ側にかわす。そのつぎも・・。敵にしても、同じ側にかわされるとは思っていないから、反対側へ射弾を送ってくる。人間の心理を良く読んで逃げ切れたそうだ。
         ba17.LZHダウンロード
 このミッションでは、使い古しのZeroと言う設定で、最初からsmoke状態にしています。撃たれればたぶんすぐに落ちます。落とされないように逃げ切ってください。それだけで成功です。各レベルの設定が出来るようにはしていますが、制作者自身、ルーキーレベルがクリアできません。
 Zeroをflymanさんの52型に、sindenをFw190aに変えたものは、こちら、
         bb17.LZHダウンロード
 敵のレベルを少しだけ落としています。


                

オプション1 Welcome To FlightSim.Comで、Do335がダウンロードできます。 Fright Simulator & Combat Flight Simulatorでもあると思いますが、確認はしていません。ホルダー名が<335m14>です。第11話から第14話まで、この本家の機体に乗り換えてみました。同じく、FlightSimから、Me262<peg262cf>とHe162<he16298>をダウンロードして下さい。
         bab-do335.LZHダウンロード



第18話、第19話 諜報部員の報告によると、日本を目標として開発された新型爆弾が、ドイツへ変更されたらしい。中国奥地からでは、B29の能力からしても、日本を狙うことが困難なのだ。新型爆弾の破壊力は、TNT火薬2万トンに相当するそうだ。爆撃は絶対に阻止せねばならぬ。8月4日にハンブルクが、6日にはミュンヘンが目標となっているらしい。我が軍も兵力を結集して、対抗せねばならぬ。
         ba18&19.LZHダウンロード


第20話、第21話、第22話、第23話 対戦闘機用の軽量戦闘機がタンク博士によって開発された。フォッケウルフTa183「フッケバイン」である。さらに開発が継続され、Ta183Bが制式化される。これでアメリカ軍のP80と対等に渡り合えるはずである。しかしながら、アメリカの方もP86A「セイバー」を投入してくる。ヨーロッパ戦線もいよいよ大詰めになってきた。我が新鋭戦闘機部隊の活躍により、敵爆撃機による本国の焦土化は、どうにかまぬがれているものの、連合国地上軍は、ライン川に到達してきた。
         ba20-23.LZHダウンロード
 余談ではあるが、Ta183は現実の第2次大戦において、終戦間際には、かなりなところまで開発が進んでおり、戦後、進駐してきたソビエト軍に資料等が接収され、やがて、ミグ15として日の目を見ることとなった機体である。それで、Ta183Bはミグ15そのものを使用しました。


架空戦記<ドイツ派遣ゼロ戦中隊>
架空戦記<ドイツゼロ戦中隊>
アブヴィルキッズ、JG26アドルフ・ガランド空戦録
CFS2戦記

ホームページに戻る