日々のことなど 2004年5月


2004年5月1日 朝1番に、土産用に大仏アンパン10個を買い出した後---おっと、去年正暦寺で気に入った日本酒「菩提泉(ぼだいせん)」を3本仕入れてからだ---奈良国立博物館での法隆寺展を見に。法隆寺は、何度か訪れているからどうでもいいかとも思ったのだが、やはり見に行ってよかった。法隆寺にはない興味ある展示がなされていたからだ。

帰路、帰り道の駄賃とばかりに唐招提寺に寄る。目的は瓊花(ケイカ)。、中国伝来の花だ。

    

 ガクアジサイに似ているが、花弁が5枚なのが違っている。

           

 背後にはオオデマリが満開で、おなじような純白の花なのだが、甘い匂いが漂っており、柄もいえない雰囲気だ。奈良公園はすさまじい人出だったのだが、この唐招提寺には人影はまばら。ゆったりした気分に浸れて、旅人には良い感じだ。

  

 ツツジの花もほとんど終わりかけていた。なんという名前だか知らないけれど、花びらの長いのが木々の若葉に映えていた。
        若葉して おん目のしずく ぬぐわばや
 芭蕉の句がまばゆい。



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