日々のことなど 2000年4月

2000年4月30日 いよいよ黄金週間の始まりだ。手始めは文化の森にて徳島ホルンクラブ&グレイスアンサンブル演奏会。とは言うものの、それ以後には予定が立っていない。この期間中は、出来る限り出歩かないようにしないと、渋滞に巻き込まれてろくな事がない。
 さて、演奏会の方だが、親分のホルン奏者藤野氏のキャラがいいせいもあって結構楽しめました。前半は出演者も聴衆も、お互いが緊張していたのであろうか、ぎこちなさが随所に出ていました。1曲目のカルメンのアレンジは、元々がオーケストラ用の難しい曲で、これをホルンアンサンブルでやるのだから、勇気が要った事と思う。ミスも目立ったけれど、ホルン演奏のいろんなテクが聴けて良かった。それに比べると、後半でやったウルトラマンなどは、思いっきり吹ける曲なので、演奏する方も楽しいだろうし、聴く側も痛快だ。
   
     

 後半は、藤野氏の舌の調子も上がってきて、聴衆の笑いを引き出す面白いものになってきた。聴衆との実距離が全くないのだから、この方が断然楽しい。楽器の紹介をすることも、子ども達にはいいことでしょう。ただし楽器の知識も充分に身につけて。フリューゲル・ホルンはコルネットの親類かな。サクソルン属では無いと思うが。ホースホルンも面白い企画だった。あれが水道管に使っている塩ビのパイプだったらどんなだったでしょうかね。少し古い録音だけれど、ホフナング音楽祭っていうのがあって、それでは水道ホースでレオポルド・モーツァルトのコンチェルトをやっていた。ナチュラルホルンも引っぱり出してきていたのだから、そっちの方もききたかったです。終盤になるほどノリが良くなっていて、トランペットのお二人などは実によく鳴っていた。やっぱりうまい。近頃は、高校生の演奏ばかり聴いていたものだから、なおさらだ。
 終演後、日本画の展覧会を見てきた。なんとしたことか、画家の名前を一人も知らないのだ。自分の無知に驚く。それなりに名前の通った画家とその作品を展示しているのだろうから、日本画に対しては、自分は全くのオンチなのだ。少し勉強しなくては。ただ、どの絵も画一的な感じがして、これはと惹かれるような作品も無かったのだが。



2000年4月16日 残り桜を求めて、津の峰山へ。標高500メートルほどあるのだが、残念ながら終わっていた。駐車場は桜の花びらの絨毯。そしてボタン桜の蕾はまだ硬い。シャクナゲがたくさん蕾を付けていたので、これが咲いたらきれいだろう。道々ツツジが咲いていて、もうそんな季節になっているのかな。4月28日から重文の如意輪観音のご開帳があると、副住職さんからお聞きした。


2000年4月9日 北島のチューリップ公園。今年は超不作。だから写真は無い。2畝程しか咲いておらず、残りは生育が遅い。いつ咲いてくれるのだろうか?地面から直接、花を咲かせている種類もあった。大麻のドイツ館周辺の桃の花が美しい。
 弟殿がワインをドイツ館で買ってくれていた。

                     

 ベートーベンが描かれている。ケーヴェリッヒ醸造所のもので、ここはベートーベンの母親の里ということだ。右端のを味見したが、中甘で、わりとさっぱりしていて、とても飲みやすい。残りは後ほどに。



2000年4月3日 連ちゃんにながら、神山の明王寺へしだれ桜を見に。鮎喰川沿いに県道をゆくと、対岸に大きな木の桜が咲いているのが目に入る。県道から入って行く道は細いので、要注意。駐車場にも苦労しそう。平日だったからよかったが。

          

 2本、さくらの木があって、住職さんのお話だと、親子だそうな。そして親が先に咲いて、子が後から咲く。これは親の方。いずれもかなりの老木で、それはそれは見事なものだ。写真技術が最低で申し訳ない。



2000年4月2日 3月度は仕事に追われて、どこへも行けなかった。4月に入って落ち着いたので仕事を兼ねて倉敷へ行き、時間に余裕があったので、チボリ公園へ回ってみた。JR倉敷駅のすぐ北側に位置し、面積的にはディズニーランドやレオマワールドに比べるとかなり狭いが、コンパクトにまとめられており、いろんな花が植えられていて、好ましかった。

       

 ゲートを入るとすぐにこの花壇が目に付く。この写真のすぐ横に、ムスカリが植えられいるのだが、うちでは2,3本の鉢植えだとそうは思わないのだが、たくさん植えるとインパクトがある。

     

 柳の新芽が何とも言えない風情を醸し出している。この日、桜はまだまだ開いてくれそうに無かった。今年は遅いのだろうか?京都からの便りでは、嵐山の桜は、つぼみが堅いとのことだ。
 若いカップルと小さい子どもを連れた家族ずれがほとんどだ。こちらも中年ながら夫婦ずれだから、まぁいいか。



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