日々のことなど 2000年5月


2000年5月3,4日 京都で東寺展が開催されているこのことで、見に行ってきた。近年、仏像を逐次修理していたので、去年行ったときには何体か欠けていたのだが、この度完了して、展の開催となったのだ。おかげかどうか、すごい人人人。確かに、塔の中とか、戒壇I院の中とかを見る幸運に巡り合わせたが、それにつけてもまいった。
 翌日は、二条城・三十三間堂・智積院・国立京都博物館へ行ったが、ここも同じく大混雑であった。

            

 博物館のすぐ北側には、豊臣秀吉が建立した方広寺、現在の東大寺の大仏よりも大きな大仏を持った寺の残骸がある。それは三十三間堂や博物館も含めた一帯がその寺域であって、徳川家康が天下を取ったために、無に帰してしまったのだ。明治になって、秀吉を祀るために豊国神社が建てられた。そのすぐ北側に、その方広寺の名前を受け継いだ、小堂宇が建っている。そして、その寺に似合わないこの鐘楼、というよりも鐘は、家康が秀頼にいちゃもんをつけて大坂の陣、豊臣家の廃絶を謀る元を作ったその鐘である。それが現在まで残っているのだ。これに彫られた銘が、国家安康とあり、家康の名前を切り裂いているから、家康を呪っているものだとして、戦争を吹っかけて豊臣家を滅ぼしたのだ。要は理由などどうでも良かったのだ。



2000年5月1日 ダツラの花が咲いた。もともと野外での越冬は困難なのだが、2本だけが、軒下に置いておいただけなのに枯れずにすみ、開花となった。地植のものは、地表から芽が出てきたばかりだから、暑い盛りにならなければ花は咲かない。
                                                                                    
                    



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