室生寺のシャクナゲ、当麻寺のボタン


 今回の目的は、室生寺とシャクナゲ。近鉄奈良からは、近鉄ばかりですが、何回かの乗り換えが必要です。長谷寺までなら、便数も多いのだけれど、その先の室生口へはぐっと減ります。バスを待つのはいやだから、タクシーで飛ばしました。
 前回、といっても30年も前のことですが、その時にはほとんど人が行ってなかったのに、この度はすごい人です。タクシーに運転手さんにきくと、まだまだ少ないそうな。そういえば、長谷寺での昇降客も前回(数年前)に比べると、うんと少なかった。前回のときは、電車は超満員で、厳しい思いをしたものだったから。

             

 山門です。いやはや!

             

 五重塔がりっぱに直されていました。写真は、倒れた杉のあたりから撮りました。写真でみると、塔の色は、いい感じなのですが、実際のは、ペンキ塗りたてで、使っている色も古めかしそうなのを使っているのでしょうが、やはりけばけばしいです。年月による風化が必要ですね。
あと何十年、何百年かの時がたてば、すばらしい色になっているでしょう。

          

 遠方が金堂、手前が弥勒堂。ついでながら、我が家の女どもです。シャクナゲは、ちょうど良いタイミングでした。花の前で、母娘が盛んに写真を撮っていました。私は、建物ばっかりですが。
 昼食は、山菜弁当を頂いて、次の目的地へ。

             

 室生口大野の次の駅に、「花の里 滝谷」があります。室生寺から、タクシーで直接走ってもらいました。元々はしょうぶ園からスタートしたようですが、芝桜、テッセン、あじさいと続いて花があります。過日、徳島で見たのですが、だめ押しにと行ってみました。ハナミズキと重なって、いい眺めでした。近づいてよく見ると、花の密度が若干低いのは、若いからなのでしょう。これからの手入れが大変ですね。
 園から三本松駅までは、時間2本のバスです。@210。田舎の山道を、おんぼろバスが走ります。

 近鉄当麻寺駅まで、乗り換えが2回。急行が臨時停車していました。(ラッキー)駅から寺までは、約800m。中途半端にしんどい距離です。
このあたりは、草餅が名物なのでしょうか。店先にヨモギの葉を入れたざるが並んでいます。

                         

 相撲取り発祥の地、当麻。これは、最古の力士、「当麻の蹴速」の塚だそうです。

           

 当麻寺の本堂です。こちらは昨年、けんちゃんと来ました。本尊は当麻曼陀羅、国宝です。それ以外にも、多くの仏像があり、名品ぞろいです。が、今回はパス。本堂で、納経だけしました。
 まずは、中之坊さんからスタート。こちらは我がHPと相互リンク頂いております。HP管理者殿とも、一言二言会話ができました。この中之坊には、作家兼歌人の折口信夫(釈超空)が長期間滞在していたそうです。氏の小説「死者の書」は、中将姫と当麻寺を題材にしたものです。ちょっと難解ですが。
 

               

 東塔です。構図の発想はいいつもりなのですが・・・。ボタンが最高潮です。

                                

 池に写る西塔。これも発想としてはいいのですが、全く絵になっていません。おはずかしい。

              

 ボタンと、東西2つの塔。当麻寺には、いくつかの子院があります。そのどれもがボタンを植えていて、競い合っています。
 この奥院のが一番若いようですが、広い庭を使っているので、後何年かするといい感じになるでしょう。今はまだ散漫な感じです。庭の作りが、洋風な手法も取り入れているようですね。若い人には受けが良いかも知れない。
 さすがに、疲れました。一日中花を見て歩いたから。

                
                 
 駅のホームから撮った、二上山の夕日。中将姫が見た西方浄土はこんなだったのでしょうか。そして、この山の中腹には、大津皇子の奥津城があります。「明日よりは、ふたかみやまをいろせ(兄弟)と我が見む」
 



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