気延山（画面中央の山）の麓、国府町矢野には、たくさんの古墳があります。弥生時代以降このあたりには、人々が生活していたようです。きれいに整備された公園内には古代を模した建物があります。この奥手のは、アスレチックもあるので、ピクニックがてら来てもいいところです。なお、すぐ近くに、資料館が建設中です。
 

宮谷古墳

　上の全景写真の左背後の丘の上にあります。構築が４世紀初頭と説明にあります。写真は後円部より前方部（白線で四角に囲んだ所）をとりました。堺や奈良の有名な古墳に比べると、前方部が異常に小さい。古墳初期の形態でしょう。芝がきれいに刈り込まれていました。

　資料館のすぐ上には、矢野古墳があり、石室が開いているはずです。（Ｈ１０．５．１７）