犬の避妊手術(メス)
避妊手術の方法は病院によりさまざまです。
(手術法、麻酔法、投薬等) 当院では、最も安全性の高い麻酔(ガス吸入麻酔)、
及び手術法を実施しています。
また、手術方法は、卵巣子宮全摘出術で卵巣と子宮を全部摘出する方法です。
手術により発情を抑え、同時に老齢で頻発する子宮膿症や卵巣嚢腫、
乳腺腫瘍の発生を防止することができます。
卵巣のみ摘出の場合は子宮蓄膿症になる場合があります。
手術は全ての時期に可能なわけではなく、発情前後1ヶ月以上開けた時期がよいでしょう。
特に初回の発情以前(生後5〜6ヶ月)で手術を行うと、
高率に乳腺の腫瘍を予防することができます。
犬の去勢手術(オス)
去勢とは陰嚢から精巣を完全に除去する方法です。
手術の際は全身麻酔をかけますが、開腹するわけではなく、傷口もすぐによくなります。
この手術が行われるのは次のような場合です。
雌猫の発情期は通常「さかり」と呼ばれ、さかりのついた雌猫は鳴き声をあげすりよったり、
頻繁に転げまわったりします。腰のあたりを触るとお尻を高く上げ、足踏みをします。
発情持続日数は4〜10日間ですが、その間に交尾しなかった場合は回帰発情する場合があります。
妊娠期間は、約63日です。手術法法は、卵巣子宮を全摘出しますので、発情が全くなくなります。
また、尿スプレーやケンカを防ぐ効果もあります。
猫の去勢手術(オス)
去勢とは陰嚢から精巣を完全に摘出する方法です。
手術の際は全身麻酔をかけますが、開腹するわけではなく、入院も必要ありません。
この手術が行われるのは次のような場合です。