|
阿波人形浄瑠璃の発信拠点となる徳島市川内町の阿波十郎兵衛屋敷が一日午前、リニューアルオープンし、記念公演には県内外から大勢のファンが訪れた。
午前十時から約七十人が出席して記念式典があり、勝浦座が木の香りが残る真新しい舞台で「式三番叟」(しきさんばそう)を上演。この後、飯泉嘉門知事が「来年秋の国民文化祭を控え、文化の創造、発信拠点として今後さまざまな事業を展開したい」とあいさつ。テープカットでオープンを祝い、施設運営に功績のあった阿波十郎兵衛座など四団体と二人に感謝状が贈られた。
全面改修された舞台と観覧席(百二十八席)は、ガラス張りの屋内施設へと生まれ変わり、冬場や悪天候時にも年間を通じて人形浄瑠璃を上演できるようになった。舞台の大型スクリーンでは、上演時間(平日午前十一時、土・日曜と祝日午前十一時と午後二時の二回)以外の開館時間に、人形浄瑠璃の歴史などを収めた映像が楽しめる。
同施設は本年度から指定管理者制度が導入され、県文化振興財団が管理運営する。
【写真説明】勝浦座が「式三番叟」を上演したリニューアルオープンの記念式典=徳島市川内町の阿波十郎兵衛屋敷,堂々とした木頭すぎの木組みです。
|