CRフィーバーロード・オブ・ザ・リングを打ってみたいと思ったら

 何と、あのロードオブザリングがパチンコに! 「普段パチンコ屋なんて足を踏み入れたこともないけど、指輪のパチンコだったら興味あるわ」とおっしゃる初心者の方のために、パチンコ歴××年のうーが、パチンコの初歩の初歩からわかりやすくご説明します(笑)

1.はじめに
 パチンコはギャンブルです。勝つ時もあれば負ける時もあります。そして、パチンコ屋さんがつぶれていないということは、負ける人のほうが多いのです(婉曲な表現…)。私が言うのも何ですが、生活に支障のない範囲で楽しみましょう。まずは、以下の注意点をお読みください。
・残念ですが、18歳未満の方はあきらめてください。
・「今日負けたら次のイベントで本が買えない」とか「次の本の印刷代がない」というような時は、行かないほうがいいです。
・〆切前に特に行きたくなるのですが、我慢しましょう。

2.準備〜これでカンペキ!?〜
<その1>
 CRロード・オブ・ザ・リングは2/14の映画公開に合わせ、全国のホール(パチンコ屋さんのこと)に入りますが、地域やお店によってその時期には差があります。地方によっては、3月以降になることもあります。もちろん、いつまで待っても入らないお店も…。まずは、ロード・オブ・ザ・リングが入るお店を見つけましょう。行ける範囲のお店のホームページをチェックすれば、新台入替の情報や現在の設置機種はたいていわかります。ちなみに、私の住んでいる所は田舎なので、行ける範囲で見つけた一番入荷が早い店で、2/23です。そして、新台入替からしばらくは台に座るのが難しいので、初心者の人は一週間くらい待ってから行くことをオススメします。
<その2>
 公式サイトhttp://www.sankyo-fever.co.jp/new/new_file/lr/top.htmlなどで簡単に機種のお勉強をしておきましょう。専門用語でわからないところがあっても、実際に打つときの参考にはなります。パチンコ雑誌を一冊くらい立ち読みするのもいいでしょう。クリパインのことをカラス予告と書いてたりして笑えます。
<その3>
 できれば、一緒に行ってくれる経験者を見つけましょう。もちろん、まったくのパチンコ初心者が一人で行っても大丈夫ですが、一緒に行ってくれる人がいれば、そのほうが安心です。ホールによって玉の買い方も換金の仕方も少しずつ違うからです。

3.あなたが知らないかもしれないパチンコ屋さんの仕組み
 基本は「玉を借りる」→「打つ」→「大当たりが来れば玉が増える」→「増えた玉を景品に交換してもらう」という流れです。が、お店によってやり方は少しずつ違います。たいていのことは、他のお客さんのやっているのを見ればわかるので心配いりません。どうしてもわからないことはお店の人に聞けば、教えてくれます。
<玉の借り方>
 台の横に、500円玉か1000円札を入れるところがあれば、そこにお金を入れます。カードを入れる穴しかなければ、店のどこかにカード(多分1000〜3000円単位)の販売機があるので、それを買って差し込みます。自動的に台に玉が流れる店がほとんどですが、古い店だとまれに手で玉を受けて台に移さなくてはいけないところもあります。なお、パチンコの玉は一つ4円です。
<打ち方>
手でハンドルを持って、玉が真ん中のチェッカー(そこに玉が入ると1回数字が動く)によく入るところを探します。台の選び方などくわしいことは後述しますが、お店の遊技ルールは少しずつ違うので気をつけましょう。特に、その店が、無制限かラッキーナンバー制かというのは最初にチェックしてください。無制限とは、「何回大当たりが出ても、同じ台でずっと打っていい」ということで、ラッキーナンバー制とは「ある番号(奇数がほとんど)で当たったらずっと打ち続けていいけど、ある番号(偶数が多い)で当たったらその大当たり終了後、出玉を一度交換しなければいけない」というものです。最近は無制限の店がほとんどですが、たまにラッキーナンバー制の店もあります。ラッキーナンバー制の店ではタイムサービスがあって、特定の時間に大当たりが出ると交換しなくてもいいというサービスを実施していることもあります。また、他にも、
・大当たりで出た玉を持って、台を移動してはいけない。必ず一回交換してから。
・友だちに自分が大当たりで出した玉を横流ししてはいけない。
・交換する時は、1玉も残していけない。交換後も続けてその台を打ちたいときは、タバコとか鍵とかハンカチを置いておく。
などなど、変な?ルールがいっぱいです。もちろん、これらがOKの店もあります。初心者は知らずにルールを破ってもそんなに怒られることはないと思いますが、破らずにすめばそれにこしたことはありません。最低でも、お店に掲示してある遊技ルールを読んでおきましょう。
<交換の仕方>
 運良く玉がいっぱい出たら、交換があります。ホールによって、台についてあるボタンを押せば店員さんが来てくれて玉を全部運んでくれる店もありますし、自分でひたすら運ばなければ行けない店もあります。たいてい、玉を数える機械があるので、そこへ玉を全部入れます。発行ボタンを押すと、レシートやカードが出ます。それをカウンターに持っていけば、景品と交換してくれます。カウンターにはいろいろ景品が並んでいますが、ほとんどの人はそんな物もらいません。何も言わなければ、たいてい「特殊景品」と呼ばれる変なプラスチックの板みたいなものをくれます。それを、別のところにある「景品交換所」に持って行くと、現金と交換してくれます。ホールを出てすぐの駐車場内にあることが多いですが、たまに少し離れたところにあるようです。でも、景品を手にした人についていけば、まず大丈夫です。直接現金と交換できないのは、法律の関係だそうです。(今まで一番びっくりした交換は、10年ほど前、旅行先のY県にあったパチンコ屋さんです。特殊景品が100円均一で打っているような「くし」でした。そして、景品交換所はかなり離れた普通の民家でした。ちょっと怖かったです。)
 そして、ここで気をつけなければならないのは、その店の交換率です。交換率には、「等価交換」と「それ以外」があります。「等価交換」というのは、某錬金術師とはあまり関係がありません。文字通り、4円で貸した玉を4円で引き取ってくれるということです。例えば、大当たり1回で2000個の玉が出たら、4円×2000で8000円ということです。これが、3円交換だと6000円、2.5円交換だと5000円となります。私の近所は2.5円が多いです。等価の店は一軒だけ。等価の店が絶対得かと言うとそうではなく、交換率が悪い店はその分よく出すこともできるので、今回のように機種を楽しみたい時は、等価でない店を選ぶのも一つの方法です。等価の店は出ると大勝ちできるので、やっぱり人気があるところが多いです。また、交換率が低い場合、現金に換えるより、店の景品に欲しいものがあればそれに換えたほうがお得な時もあります。店の景品は、「等価」だからです。例えば、2000玉を現金に換えれば5000円、でも店の景品なら定価3800円のDVDを2枚ゲットした上にまだ少しおつりが…と言った感じです。安売り店と比べるとどっちが得かは微妙ですが、CDやDVD、ブランド品などが充実している店も多いです。

 なお、都会のパチンコ屋さんはどんどんシステムが進化し、貯玉システム(玉を交換せず次回に使えるようにカードに貯めておく)があったり、カップルで打つためのアベックシートがあったり、憧れの禁煙コーナーがあったりするそうです。ここに書いてあることと全く違うシステムの店もあると思います…。ここに書いてあることを100パーセント信じて、ホールに行ってはいけません。あ、このページのみならず、パチンコ雑誌に書いてあることも、常連さんの言うことも、100パーセント信じてはいけません(笑)

入門編はここまで。次回は機種編です。質問があればメールくださいね。