最もこだわりたい指揮者。ウィレム・メンゲルベルク。大昔の人だから、録音もそんなに多くはないし、その音も今の人たちには耐えられる代物ではない。指揮ぶりも、ポルタメントやルバートが多用(乱用)され、テンポは揺れまくり、果ては一部カットまでされる。現代にはまず通用しないだろう。誰にでもはおすすめできない。だが一度その魅力に取り付かれた者には、その大時代がかった演奏がたまらなくおもしろいのだ。
ウィレム・メンゲルベルク ディスコグラフィ
P1.1922−1935 正規録音(アメリカビクター、イギリス・コロンビア等)
P4.1940−1944 ライヴ録音
【参考】メンゲルベルクの演奏評 朝な夕なに(ベルナールさん)
Willem Mengelberg Discography(by English)
P1. 1922-1935 Stadio Recording : Victor (acoustic), Brunswick ,Victor(electorical), British Columbia, Decca
P2. 1937-1942 Stadio Recording : Telefunken
東芝EMIより発売された1926年から1932年までの録音
TAHRA TAH420/1 ずいぶん若い時の写真のようだ。